職業事典一覧_伝統工芸など「ものづくり」の職人になる、学校情報掲載

職業事典

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工芸

織物

絹・綿・麻などを原料に、織機(おりき)でたて糸とよこ糸を組み合わせてできるのが織物です。着物といった和装用品をはじめ、緞帳(どんちょう)などの大きなものまで多彩。生産地も沖縄県?東北地方と幅広く、様々な趣の織物がつくられています。手作業で紡いだ糸を手織りする織物は、職人の温もりを感じられるのも魅力のひとつです。

 

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染色品

繊維に色を染めつける染色品は、古墳時代にはすでに存在したといわれています。その後、豊かな色彩を生みだした奈良時代、友禅染が誕生した江戸時代を経て、染色技術を発展させてきました。現在、伝統的工芸品に指定される染め技法は、小紋染、友禅染、絞(しぼり)など。主に着物として使用され、豪華なものから素朴なものまで、多くのデザインを生みだしています。

 

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その他繊維製品

繊維品には、織物以外にも、糸を一筋一筋組み上げる組紐(くみひも)などがあります。多くは、帯締めといった和装小物に使われ、着物を引き立てます。また、忘れてはならないのが繊維品を彩る装飾。例えば刺繍は、一針一針、美しい模様や絵を手作業で縫い上げることで、着物に華麗で上品な雰囲気を宿らせるのです。

 

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陶磁器

粘土等を原料とする陶器や、石英等を原料とする磁器を総称したのが陶磁器です。現代では、モダンな作品も多く創られるようになりましたが、作品づくりの根底には長い歴史の中で培い、連綿と受け継がれてきたろくろ成形技術や釉技(ゆうぎ)が生きています。作り手の魂の宿った温もりある陶磁器は、愛着を持ち長い間使い続けられる品として暮らしに深く根付いています。

 

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漆器

木や紙に漆を幾重にも塗り重ね、蒔絵(まきえ)や沈金(ちんきん)などの技法で文様を生み仕上げる漆器。深みのある上品な漆の光沢や金銀で彩られる文様から、芸術品としての一面も古くから併せ持っています。また、欧米では漆器が「JAPAN」と呼ばれており、日本が世界に誇ることのできる品でもあります。

 

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木工品

木の持つ自然の風合いや温もりを活かした家具や指物、彫刻品などがある木工品。たとえ、同じ木を原料としても切り取る箇所や作り手の技法が違えば、出来上がりは異なるため、個性的な味わいが魅力です。また、使うほど風格を増し、しっくりと手に馴染む経年変化も大きな魅力となっています。

 

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竹工品

竹細工、和竿、弓道具などがある竹工品。竹の持つ柔軟性を活かした多種多彩な作品に共通するのは、軽いうえ丈夫で長持ちするという点です。一方で、青々とした竹工品が月日の経過と共に落ち着きある茶色に変色し、なめらかな艶が出てくるのも魅力的。また、空間に和の雰囲気を添えるインテリアとしても活用されています。

 

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金工品

溶けた金属を鋳型に流し込む「鋳金」、平らな地金をたたいて立体に成型する「鍛金」、鋳金・鍛金で作ったものに模様や装飾を施す「彫金」、表面を金属の薄膜で覆う「鍍金(ときん)」などの高度な技術によって生まれるのが金工品です。職人の手から創られる金工品は、器や鍋、刃物など実用品が多く、使いやすさに配慮されています。

 

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仏壇・仏具

仏壇とは、家庭内に常設された仏(ご先祖様や信仰の対象)を祀(まつ)るための祭壇であり、仏具とは仏教の儀式のために用いられる道具の総称です。伝統工芸品としても全国でつくられており、彫刻や漆塗り、金箔など細かい工程に分かれ多数の職人が関わることが多く、手作業で完成する仏壇・仏具には細部にまで芸術性が宿るといわれています。

 

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和紙

日本古来からの紙、それが和紙です。欧米から伝わった洋紙よりも繊維が長く、独特の風合いと丈夫さが魅力。伝統工芸としてつくられる流し漉きの和紙は、大量生産には向きませんが、五感に訴えるあたたかい表情があります。千年以上ともいわれる保存性を持ち、日本画洋紙、木版画用紙など、様々な用途に使われています。

 

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石工品・貴石細工

記念碑や石仏のほか、和風庭園に優美な趣を添える石橋や石燈籠などの彫刻が主な石工品。石から生まれたとは思えないほど、柔らかな曲線が魅力です。一方、水晶、ヒスイ、めのう、ジャスパーなど内側から輝きを放つ天然石を加工するため、一つ一つの作品が異なる味わいを醸し出すのが「貴石細工」です。

 

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人形

雛人形や五月人形、市松人形、歌舞伎もの、こけしなど、日本の人形には玩具用や芸術性に優れた観賞用などがあります。どの人形も表情の豊かさには目を見張る物があり、そこには職人の心や繊細な技が表れています。また、髪や肌を人間に近い仕上がりにするため工夫を施すなど、リアルな質感の追究もなされています。

 

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ガラス工芸

日本国内を代表するガラス工芸に、江戸時代後期から江戸や薩摩の地で日本独自のカットグラスとして発展してきた切子があります。見る者を魅了する美しい透明感や日本伝統の多彩な和の文様が施されていることから愛用者も多く、ぐい呑みや鉢、飾皿、花器などがあります。

 

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工芸用具・材料

伝統的工芸品をつくる上でかかせないのが、材料と道具。仏壇・仏具や織物に華やかさを与える金箔、着物の生地を染色するために用いる形紙、漆器づくりで重要な木地など、縁の下の力持ちが、完成度の高い工芸品を支えているのです。無論、そこに職人のワザが秘められているのは、いうまでもありません。

 

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その他工芸品

将棋駒、うちわ、扇子、木版画、印章、提灯、琴、毛鉤と、伝統的工芸品は多様性に富んでいます。すべてに共通するのは、「私たちが生まれる前から日本人の日常生活にとけ込み、豊かにしてきた」こと。古来の伝統技法を受け継ぎつつも、新しい時代に挑戦する職人たちは、工程のほとんどを手仕事で行います。そこに、一人一人の作り手の温もりが息づいています。

 

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建築

日本建築

源流は、縄文時代の竪穴住居だと伝えられています。石が主流の欧米建築と比べ、日本建築は柱、梁、障子、襖といった木材や紙が中心です。そのため、日本を訪れた欧米人が「木と紙でできた家に住んでいる」と表現したエピソードも。また、茶を楽しむ数寄屋造、商売と居住空間が一緒になった町家造、信仰するための寺社仏閣など、用途によって様式が違うのも特徴です。

 

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庭園他外構・外装

外構の歴史は、庭とともにあるといっても過言ではありません。多くの一戸建てに設けられているように、庭は日本人にとってとても身近な存在。日本建築の発展と一緒に歴史を歩み、住まう人に癒しの時間を届けているのです。一方、雨の多い日本の気候と相性が良い瓦は、風雨から住まいを守ってきました。現在は機能性の他、文様を飾るなどのお洒落な瓦も多くあります。

 

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建具他内装

室内空間を構成するのは、畳、襖(ふすま)、障子、家具など。ひとつひとつ紐解くと、日本独自の文化が生みだした畳や、間仕切りと採光を両立させた障子と、興味深いものにあふれています。また、どれも肌触りが良く、温もりを感じられるのが特徴。今では、日本建築をつくる上で不可欠なものになっています。

 

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その他構造物

日本建築や庭が個人を対象にするものとすれば、橋や船などはみんなのもの。橋は人や物が、谷や川といった通行する上で障害になる場所を乗り越えるために架けられ、船は水上を渡るためにつくられるからです。通常では人が行けない場所を、知恵やワザを使って解決した結果だといえます。実用性を備えつつも、デザイン性の高い構造物もあるので、見る楽しみもあります。

 

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芸能

演劇

古来から続いてきた歌や舞が進化したもの、大陸から伝えられた芸能が基となったもの、それらが融合してできたもの。日本の演劇は個性豊かです。今も人々を楽しませる能や狂言、文楽や歌舞伎は、その進化の歴史の中で、優れた作家や名優を輩出し、その度に洗練されていきました。伝統芸能でありながら、今も純粋に楽しめる。日本の演劇は世界に誇れるものなのです。

 

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演芸

江戸時代に、ほぼ今の形に完成された落語や講談、太神楽などの大衆芸能。封建制度の身分社会の中で、時にたくましく、時にしたたかに生きてきた庶民のエネルギーが生み出したものと言えるでしょう。笑いあり、涙ありのストーリー、軽妙な口説やワザの数々は、きっと毎日の暮らしに元気を与えてくれたことでしょう。そしてそのパワーは、今も変わらないものなのです。

 

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器楽

総じて鳴物(なりもの)、と呼ばれる日本の楽器。その多くは中国や朝鮮半島を通じて日本にもたらされ、改良を加えるなどしたものです。その中には遠くペルシャやベトナムに起源を持つものもあり、いにしえのロマンを感じさせてくれます。太鼓などの打物、箏・琵琶などの弾物、尺八や篠笛などの吹物があり、他の様々な伝統芸能と結びついて発展してきました。

 

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日本料理

四季折々の新鮮な素材の味を活かす日本料理。花や動物などを生みだす飾り包丁などの繊細な包丁さばきで、四季の移ろいを皿や椀の中に築き上げるなど、料理を芸術の域にまで高め、舌だけでなく目にも楽しませてくれます。また、料理人のこまやかな気配りやおもてなしの心を、料理を介して感じられるのも日本料理独特の醍醐味でもあります。

 

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菓子

饅頭や羊羹(ようかん)、団子など、日本の伝統的な製法で作られた菓子を和菓子と呼びます。お茶請けとして上品な味覚のみならず、夏の和菓子であれば葛を用いて涼感のある作品に仕上げるなど、四季を取り入れながら花鳥風月の世界を表現します。桃の節句には雛あられ、端午の節句には柏餅、七五三には千歳飴と季節の行事にちなんだものが多いのも特徴です。

 

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調味料・嗜好品他

料理の味を左右し、時に隠し味としても頻繁に利用される酒、塩、味噌、醤油などの調味料。それに加えて、度々食卓にのぼる嗜好品や加工食品等々。諸外国の食文化が根づいてもこれらの品が多用される理由として、やはり先祖代々家庭料理として和食が受け継がれてきた歴史背景があると言えそうです。

 

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農・林・水産

農業

人間が生きていくうえで必要な「食料」を生産する、根幹的な産業である農業。地域によって多様な農業形態があり、また生産されるものも米や小麦などの穀物、野菜や果物といった園芸作物、工芸的な加工を経て使用される工芸作物など様々。南北に細長い日本の国土で、変化に富んだ気候条件に合わせた作物が作られています。

 

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林業

林業とは、森や林から切り出した樹木で、木材を生産する産業です。また広くは薪、木炭、漆、竹、椎茸などの「特用林産物」も含む総称。農業、漁業、鉱業と並び、自然界に働きかけ直接にその恵みを取得する第一次産業の一つです。林業の活動には、樹木を伐採するだけでなく新たに木を植栽・育成したり、その公益を保つ役割も含まれています。

 

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水産業

水産業は、魚介類や海藻などの捕獲や養殖を行う漁業に加え、水産物を原料として食品などを生産する水産加工業を含んだ総称です。日本の漁業の歴史は古く、農業や畜産業がまだ未発達であった縄文時代から、我々の祖先は漁や採集により魚介類を収穫していたといわれています。現在では漁獲量の減少に伴い、水産加工や冷凍産業へその中心がシフトしつつあります。

 

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畜産業

畜産業は、家畜や家禽(かきん)の繁殖、育成、肥育(ひいく)、乳や卵などの畜産物の生産を目的とした事業のこと。競走馬の育成や愛玩(あいがん)動物の犬、猫、小鳥などの生産も含みます。もともとは農業の一部として営まれていましたが、近年は消費量の拡大と市場の発達により単独で畜産業を営む農家が増え、大規模化・集約化も進んでいます。

 

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工業

金属加工

金属加工の歴史は古く、古墳から出土する銅剣や銅鐸は鋳造による金属加工であるし、日本刀などの刀鍛冶は鍛造による金属加工です。この他、板金やプレス、旋盤、溶接など差様々な金属加工法があり、現在は鍋や釜といった鋳物の日用品から、宇宙関連で使われる金属の加工まで、日本には最先端の技術が育まれています。

 

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機械

機械にはものを創り出す工作機械、自動車や航空機、船舶などの輸送機械、他に建設機械や農業機械などがあります。コンピュータやロボットも機械です。16世紀、鉄砲伝来とともに様々な機械が入ってきましたが、見よう見まねで日本製をつくってしまうなど、探求心が旺盛な日本人。明治維新前後に本格的に機械生産が始まり、現在は世界有数の機械生産国に発展しています。

 

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繊維

日本では古くから織物など数多くの繊維製品がつくられ、伝統工芸としても全国各地に受け継がれています。明治以降は繊維製品、とりわけ絹糸が主要輸出品として発展してきました。現在ではむしろ、繊維製品は輸入することが多くなっていますが、繊維工業における技術は極めて高く、海外の有名ファッションブランドが日本の企業が開発した糸を選ぶ、という例もあります。

 

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印刷

書籍はもちろん、新聞、雑誌、ポスター、チラシ広告、商品のラベルやパッケージ、カードや看板まで、世の中には印刷されたものがあふれています。一見、大理石や木目調のインテリアも実際は印刷、ということもあります。現在では水と空気以外になら何にでも印刷できると言われるほど、進化した印刷。日本ではより高度な印刷技術が追求されています。

 

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